植物育成ライト


 苗の生育不良や徒長は光量不足、生育温度が不適、厚播きした場合の競合、土壌不適などがあるようだ。冬の間室内で育成していると、もともと日照時間が短いこと、窓越しでは光量が低下するなどでひょろひょろと徒長することが多いと感じた。そのまま大きくなってもなんとなく弱々しい苗になってしまう。日光に十分当てることが肝心だが、少しでも足しになればと育成ライトを作った。
 太陽光には及ぶべくも無いが、蛍光管はNECの「ビオルックスA」20Wを4本使用、1本の全光束は670lmで普通の蛍光管より光束が大きく、またスペクトラムも葉を厚くする・茎を太くする等には青色光の波長、植物の伸長(茎を伸ばす等)を促進するには赤色光を多く発光するようになっているという。取り替えて不要になった器具があったが横幅が大きすぎてスチールラックに収まらないのでソケット、安定器などの部品を取り外し、木枠に取り付けた。天井部分にはアルミのクッキングホイルを反射板代わりに貼り付けている。
 
左画像は照射なし、右が照射中。距離は20cm程度。今日は一日雨で薄暗いが多少はましでは・・・

 

*特に発芽直後は光量不足の影響が大きいように感じる。プロは発芽予定日?の天候も考えて種苗すると言うが・・・
*パナソニックのもっと全光束が大きい蛍光管があるが価格が4〜5倍なので見送った。
*LeeValleyToolsにはもっとスマートな器具があったが、電源周波数の違いで東日本では不適。


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