続・電動ブラストゲート(3)

 

  自動カンナ用に以前作成した物を作り直しました。DCギアモーターは秋葉原 鈴商から購入したツカサ電工製のジャンク。
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  送りねじはピッチが25ミリある多条ねじで、新品では3000円以上するようですが、以前オークションでおまけでもらったものです。

 直動のガイドはコンクリート型枠のスペーサー150ミリ長で、片方のインチネジは
そのまま利用し、他方は寸法に切り落としてダイスでネジを切りました。キャリッジは5ミリ厚のスチロール板を2枚重ねたものです。




  回路は電動ブラストゲート 回路図(1)で、24V動作。
 モーターとリレーは左画像のようにABSの防水ボックスに入れました。
  軸アダプターは旋盤で簡単に作ったもの、リミットスイッチはマイクロスイッチに押しボタンをつけたタイプで、画像の白、赤のボタンのパーツです。これらのボタンはキャリッジに取り付けたスペーサーの長さで停止位置を調整できます。

 アルミのブラストゲートには5ミリ厚のジュラルミンアングルで固定しました。








 

 このリニアガイドもどきのタイプの開・閉は約2秒、構造的には最もしっかりしているようです。
下はそれぞれバンドソー、ジョインター、スーパーソーのダストポートに取り付けた以前作成したブラストゲートです。これらはPICを使用したコントローラーでモーターの過電流保護、機械の電源スイッチを切ってから数秒後にシャッターを閉めるディレー機能がついたものです。使用モータはコパル製のDCギアモーターです。


 これでブラストゲートの自動化/電動化は残すところあと1つになりました。

FEB. 2010