作業台


この道に足を踏み入れてから?ずっとホームセンターで購入した折りたたみのワークベンチを
使っていましたが、天板部分が60cm×45cm程度しかなく狭いことと、安定が悪くて使いにくさを
感じていました。ホームページをいろいろ見ているうちに、やはりしっかりした作業台が
「木工の原点」という感じが強くなり、えいやっと作り上げたものです。

サイズは約横1800×縦400×高さ700mm、枠と足は2×4材、天板は1×8材を2枚
はぎ合わせ、足は3/4インチのボルトとナットで折りたためるようにしています。
これをレンチで締めるとびくともしなくなります。材料費は3000円もかからなかったと思います。
1×8材は少し割高ですが、2×4材より太い丸太からひくためか節が少なめで
きれいなようです。天板と枠側面にはクイッククランプの穴を多数空けました。

ステインで塗装、画像の白く見える部分は後でカンナで修正したところですが
まだまだ納得いくようにはなっていません。 しかしいちいち地面にしゃがみこんで
作業していたときと比較すると(寒い季節は痔が悪化しました・・・)、
切断線を引いたりするときの定規の見易さや、工具での作業も
楽な姿勢で安定して出来るようになりました。
またルーターでのホゾ切りや手持ちカンナのジョインターの作業にも
活躍しています。


普段は家の軒下に立てかけておき、作業場所で広げますが、かなりの重量があり両手で縦に
抱え込んでようやっと運ぶという感じです。
まだまだ天板の平面度と枠側面との直角の追い込みが宿題です。

*手持ちカンナのジョインター
Junさんのホームページ”Knotty Workshop”のQ&Aにあるジョインターが欲しいのですが」
を参考にさせていただきました。

2002年7月