工具物置(2)

ますます工具類が増え、特にルーターテーブルなどを作成し、置き場に困って、
急遽作成しました。前面の扉と側面の見える箇所は框作りで、近所の材木屋さんで
購入した吉野杉の本ざね羽目板です。
サイズは約W1800×H1200×D450mm

材料は60*30mmホワイトウッドの角材、これはYahooのオークションで福島の
業者さんから購入したもの。背面・底面のパネルは12mm厚の防水ベニヤ、
屋根は1×6材の板です。角材が不足した分は手持ちの適当なものを見えない箇所に
使用しています。塗装はクリアステインを3回塗りました。
吉野杉のパネルは模様といい、色合いといい気に入っています。(結構な値段でした)
また軽量なので扉の蝶番の負担も軽減できると思います。

 

AUG 2002

(追記)
出来上がって悦にいっていたのですが、9月初めの台風の翌日この物置を見て
大仰天。前面パネルがバラバラに分解寸前です。軒下に置いているので、
ちょっとした雨は大丈夫ですが、台風の横殴りの雨が框のパネル溝に大量に入り込み、
パネルの杉板が「膨張」したためのようです。
はたらきが90mmのパネルを14枚並べているので、1枚当り1mm伸びても
都合14mmにもなります。実際に框の上下の部材の様子からもそれぐらいの
感じがしましたが、想像した以上の膨らみ方と圧力です。
枠組みはビスケットジョイントで組み立てていましたが、木がこぞぎとられて
割れているありさまです。5mm程度遊びを取っていましたがさらに10mmほど
パネルを切り詰めて、また框をビスで留めて修理しました。

油性ステインを隙間にジャブジャブ流し込んで気をつかったつもりだったのですが、
こういう構造ではパテで隙間をふさぎ、雨水が染み込まないようしっかり塗膜ができる
油性塗料で仕上げたほうが無難? あるいは構造そのものが屋外に不向き?・・・
それにしても、よそから頼まれて作ったものだったら「信用大失墜」に
なってしまうところで、胸をなでおろしたところです。

 SEP 2002


その後、上の画像のように扉の四隅をベニヤ合板で補強しました。

OCT 2002