マイ・デスク

アマチュア無線もやっていますので、パソコンと無線機をすっきりと使えるデスクは
長い間の懸案でした。いろいろ市販品のカタログや、ショールームで実物を見たりしましたが
どうも「これだ!」というものが見つからず、またシステム式の便利なものはどんどん価格が
かさむので手付かずになっていました。
天板の30mm厚のメルクシパイン集成材は6月にはYahooのオークションで入手していましたが
あれこれ欲が出てプランがまとまらず、今月になってやっと一応の形になりましたが、
結果的にはシンプルで何の変哲もないものになったようです。
幅約1700mm、天板の奥行きと高さは約700mm、棚板の奥行き300mm、天板から約200mmです。



メルクシパインの集成材は長さ4200mm幅が500mmのものでしたので、200mmに切断したものと
ビスケットジョイントではぎ合わせて700mm幅にしました。
足は2×4材を60mm幅に縦引きしたもの、梁は同じ部材で天板の下に2本、足の部分に2本入れています。
強度が必要なのでほぞで組み立てていますが、分解出来るように接着剤は使わず、隠し木ネジで
補強してあり、人が天板に乗ってもびくともしません。全体を透明ウレタンニスで塗装しました。

足元はミニタワーのパソコンを収納する一辺約450mmの箱を後付けし、2台置けるようにしました。
これが補強にも役立っているようです。いずれは引出しや戸棚をつけるつもりですが、現在は
これまで使用していたプラスチックの整理ケースをそのまま置いています。
引き出しは2つ。機器が多くスイッチの数が並でないので、4系統にまとめて前面からON/OFFが
出来るようになっています。また電源コンセントも2つけました。
このように自分で作成すると思い通り、いろいろ工夫の余地があります。下の画像もご覧ください。
デスクの後ろ側はケーブルが錯綜してぐしゃぐしゃになり、床を這いまわって掃除もしにくくなりますが、
2×4材の切れ端でもやい(岸壁に船を係留する)状のフックをデスク幅いっぱいに取り付けて(14個)
整理出来るようにしました。

メルクシパインは塗装すると黄色味がかったいい色あいになるのですが、2×4材と違って
しまいます。材料をすべてメルクシパイン材で統一するか、塗料などで着色すれば
揃えられるかと思いますが・・・

このデスクでいろいろな懸案がほとんど片付いたので、これからはじっくり腰をすえて
製作に取り組むことが出来そうです。

2002年10月