ルーターテーブル

 SUPER SAWの天板は3つのブロックに分かれているので、右側の一枚を外してそこにルーターテーブルを取り付けました。ルーター・テーブル部分の天板は以前近所にお住まいのIさんからいただいた人工大理石です。ルーターリフトの取り付け穴はスパイラルビットとテンプレートで加工しましたがこれだけで刃先が駄目になりました。

人工大理石板だけでは厚みが足りないので以前ルーターテーブルにしていた厚さ24m/mのベニヤ板に接着剤で貼り付け、テーブルソーの前後のフェンスのレールに厚さ5tのジュラルミンアングルを取り付け、ここに乗せてネジ止めするようにしました。
時々はテーブルソーの天板とのフラットネス調整をする必要がありますが、このアルミアングルとベニヤ板の間に薄いスペーサーをはさむ事で高さを変えられるようにしています。

天板が垂れ下がらないよう右側にアジャスターを取り付けた5センチの角材を足に、もともとSUPER SAWにあけられていたネジ穴を利用して鉄アングルの貫で補強しています。ルーターのON/OFFスイッチはフェンスのレール下に。

ルーターテーブルの下側に集塵ボックスを取り付け、画像奥側に集塵ホースを接続しています。以前SUPER SAWの集塵の実験の際にあまり空気の流入面積を減らしてしまうと、サイクロン集塵機内の風速が低下しダストのセパレーションが悪くなる経験をしています。ビットの周りだけでは明らかに開口面積が小さいので、前面に点検扉を設け空気流入量を調節するようにしました。 


SEP. 2008