ステーショナリー・タイプで当時一番安かったのと、前後に2本ずつしっかりとしたガイド・ローラーが装備されているのが選択の理由。定格で使うとモーターは1-1/2HPを、単相200V結線にして使用。モルダーにもなりますが、大量製作するわけではなく使っていません。
右側にリニア・スケールを取り付けています。しかしこのリニア・スケールの電源をオンする度に数値をブリセットしなければならず、また同じ切削高さセッティングでも一回だけ切削するのと、二回切削するのとで微妙に厚さが変わってしまうので、実用性があるとは言いにくい感じです。
で、切削していてある時点でデジタルノギスで測って、デジタル・スケールをゼロにリセットして、あとどれぐらい削るかという時に使用する程度です。
ナイフ・マークがちょっと気になったのでフィード・ローラーを確認・調整してみました。
下の画像はマニュアルに載っていた調整用のゲージ・ブロックです。
はじめに上の高さ3"のブロックを差し込んでカッター・ヘッドの刃先ギリギリに刃高をセットします。次に高さ2-7/8"のブロックがギリギリ通る高さに前・後のフィード・ローラーの高さを左右で調整します。これは筐体上面四つの黒いネジで調整、これを数回繰り返しました。その結果は木の色がわずかに変わりますが指で触れてほとんど凸凹が感じられないようになりました。
ダストポートに先に製作した自動ブラストゲートが見えています。
動作騒音については単体では以前使用していたマキタのユニバーサル・モータータイプよりかなり静かです。
ところがブラストゲートを開き集塵機が動作するとかなりの騒音(周波数にして400〜500Hz程度が中心)です。
一部はチェーンで駆動されているのでその音がプラスチック製のホースを透過して出てしまっているのはないかと想像して、防音用の薄い鉛帯をホースに巻きつけてみましたがほとんど効果はありませんでした。
JETのWEBサイトを検索してみると、集塵機を動作させると騒音が増加するという記述がありました。どうも集塵の風によって、集塵フード、ホースで共鳴しているのではないか?
対策は集塵フードの直後に消音器、あるいは騒音の中心周波数のレゾネーターを取り付けるなどが考えられますがちょっと面倒でそのままです(笑)。
FEB. 2010