電動工具を扱う際は、事故・怪我の無い様、十分過ぎるほど注意してください。全ては自己責任です。


電動ドリル/ドライバー・ボール盤など

電動ドリル          Black & Decker 
充電式ドリル/ドライバー  National
卓上ボール盤                Rexon
電動ドリル/ドライバー   ナショナル EZT108 & EZT121
インパクト・ドライバー   リョービ BID-1211 
センタリング・ジグ考
ボール盤遊び
一軸(X)テーブル (Project B 参加作品?)
こんなのあり?!  続・センタリング・ジグ考
レーザー・マーカー

センター・ドリル



電動ドリル Black & Decker 

 

 もう購入してから20年近くなるでしょうか。まだまだ現役です。









充電式ドリル/ドライバー National

年齢に反比例してだんだん腕力が「劣化」し、数十箇所も手廻しのドライバーでネジ止めをしたりすると
てきめんに腕が痛くなってきますので、必需品です。
木材の場合は締め付けトルクが大きすぎるとネジが木材にめりこんでしまうことがありますので
トルクの強弱を変えられるものがいいです。
 


 大分充電池が弱ってきたので購入しようと思っていますが、
 価格を調べたら 新しい充電式ドライバーが買える値段でしたので
 そちらになると思います・・・







卓上ボール盤  Rexon

 
  
  木工に必須ではありませんが、時々金属加工もする事があるので・・・。
 できれば もっとストロークとふところがほしいところです。
  このタイプの廉価版は、ビットを変えてその長さが変わる為にテーブルを
 上下する時、テーブルが支柱を中心に回転してしまうので、度々センター・ビットで
 位置決めしたり、同じ穴位置に追加工したりする際に気を使わざるを得ません。

  置き場所があればもっと大型タイプのチャック径が大きく、テーブルが
 ラック&ピニオンで昇降できるものが使いやすいと思います。

 
 MAY 2002


電動ドリル/ドライバー ナショナル EZT108 & EZT121



  以前から使用していたドリル・ドライバーの充電池がいよいよ
 駄目になってきたのでEZT-108に更新しました。
 
 小さい方は同じくナショナルのEZT121で、小型ながらトルク調節も
 ついており、狭い箇所の作業に重宝しています。
 また扱い易くてかみさんにも好評?




  2003 Apr.
 


インパクト・ドライバー リョービ BID-1211


 ポケット・ホール・ジグの購入をきっかけに追加しました。
 やはり気持ちよく締め付けできることと、LEDライトが手元を
 照明するので作業しやすく感じます。






  2003 Sep.



ドリル・ジグ


 手持ちで板に垂直に穴を開けたりする際などに使用。
 但し。画像の物はベースがプラスチック製の安物で、結局作業の時は
 2方向から垂直を確認しながら穴あけ(笑)
 価格は倍以上ですが、ベースが金属製のものにしましょう。

 ポール盤と、このジグでちょっとした遊びを思いつきましたので乞うご期待。 
 


 2003 Sep.



センタリング・ジグ考

 
 
 穴あけやトリマー/ルーターでセンターに加工する場面は
 数多くあると思います。スケールで計って罫書きすれば
 いいことですが、正確にするのは口で言うほど簡単では
 ありません。
 その為に専用の定規も用意されていて、画像は一例の
 INCRA社製のPrecision Centering Ruleです。
 この定規には罫書き針用の穴が開けられているので
 正確にマーキング出来ます。





下の画像は以前ホームセンターで購入したセルフ・センタリング・罫書きジグです。

 

ウッド・スクリュー・クランプのように右ねじ、左ねじで間隔を調整しても自動的に中央のバーが中心に
なるように作られています。が鉛筆を使用するところが泣き所で、芯の削り方で狂ってしまいます。
 同じ構造のドリル・ジグもいくつか発売されています。

 
  画像はLeevalleytoolから
 ダボ穴加工ジグ










 こんな複雑な事をしなくても http://www.newwoodworker.com/autoscribes.html のように簡単に
センタリング・ジグは作成できます。また中央の罫書き用の穴の位置にトリマーやルーターを
取り付ける様にした例も数多く見かけますhttp://www.woodworkingtips.com/etips/etip032301wb.html

罫書きする-->その位置に加工する という二度のステップを踏むことはそれだけ狂いが生ずる可能性が
多くなるわけで、ジグ/工具をいきなり材料にセットして、つまみなどを廻せば自動的にセンタリングし、
即加工というのがいまどきの「人にやさしい木工術」ではと考えてしまいます。

2003 Sep.

ボール盤遊び?

ドリル・スタンドを眺めているうちに、これとボール盤でWood Lathe遊びが出来そうだと思ったのがきっかけです。

   

特殊なものは何もなし、ドリル・スタンドはチャック部分を上下逆にして、頭が六角形のセルフ・タップ・ビスを
中心にねじ込み、チャックで咥えるだけです。

   

切削は木工ヤスリ、ヤスリ状のビット、金鋸の刃です。金鋸の刃は一番効率が良く、自由度がありました。
ノミも試してみましたが、作業姿勢がよくないのと、いい加減なツール・レストではキック・バックが危ないので
やめたほうがいいです。


 左の画像は切削した後、サンド・ペーパーをかけたものです。特に何を
 作ろうというのではなく、どんなものかとやってみただけ・・・(笑)
  
  ドリル・スタンド併用では加工長さが10cmも取れないので、材料の咥え方、
 下側のセンター・ピンとベアリング、ツール・レストなどしっかりしたものに
 すれば、簡単な加工には使えるのではないかと思いました。


 *アメリカではボール盤レースのジグが$20ほどで発売されています。

 2003 Sep.







一軸(X)テーブル (Project B 参加作品?)

 8月、夏休み中のセールだったのか、特価品のコーナーで30cmのスライド・レール2本組みが200円でしたので、あったもの全部買ってきました。
これでスライド・テーブルの実験が出来る!
 まずは、微動調整に使う定番の8mmネジのナットの改造です。バック・ラッシュを無くすためナットをダブルにし、テーブル板へ取り付けるため帯金に
ろう付けします。ナットは接着部分をヤスリで磨き、エッジに切り込みを入れて銀ロウが多く流れるようにしました。

   

 爪楊枝の先でペーストを塗り、数ミリに切った銀ロウを置いてから、バーナーで加熱。中央の画像のようにナット・ホルダーが出来あがりました。

   

当初、回転軸受けはベアリングにするつもりでしたが、銅板のワッシャーとロック・ナット(中心がプラスチックのもの)でホルダー金具をサンドイッチ
すれば必要十分でしたのでこちらに変更しました。軸受け金具は8ミリのアジャスタ用のL金具、テーブルは下が400×300ミリ、上が300×300ミリ、
24ミリ厚のベニヤ板です。
下左は移動テーブルの裏側、微動ナットとハンドルの軸受け金具の箇所は下の板を掘り込んでいます。まだハンドルの軸受け部分は取り付けて
いません。

   

 中央が組立が終わったところで、上側の前後のスライド・レール(Y軸)とフェンスはまだ取り付けていません。左右方向のストロークは約7cmですが、
これは使用した長ネジが200ミリだったためでもっと大きく出来ますが、テーブルが両端に移動した時に強度が心配です。またスライド感、強度的には
十分使えそうです。
 ただし、X-Yにすると右上の画像のように、ボール盤のテーブルを一番下げた状態でも殆ど余裕がなく、このボール盤(レクソン)では、ポールを
延長でもしない限り使い物になりません。その際の高さは約8cmでした。ただし角ノミ用としては材料クランプなど数点パーツを追加すれば
十分使えるかなと思います。

2003 Oct.

銀ロウ付けした後のペーストの酸洗いですが、希硫酸等と書かれていたので敬遠し、ステンレスたわしでごしごしピカピカになるまで磨いて
いましたが、知人からの情報で、商品名は「サンポール」だったと思いますが、塩酸系のトイレの洗剤が使えるそうです。扱う際はビニール手袋を
お忘れなく・・・またよーく水洗いしてください。



こんなのあり?!  続・センタリング・ジグ考


 今年の1月、ハワイ島へ行く前に現地のホームセンターなどを調べた資料を整理していたら、これが出てきました。DOITBESTは全米に展開する
大手のホームセンターですが、これまたいろいろ商品を見つけてくるものですね。



 厚さ4インチまでの材料をクランプでき、板を締め付けるだけでオート・センタリング、ターレット式のビットガイドを合わせて、
 3/16、1/4、5/16、3/8、7/16、1/2インチが使えます。
 ドリル用・レボルバー?  ダボ穴加工のジグは山とありますが、これがチャンピオンでしょう。$42



2003 Oct.
 

レーザー・マーカー

 日立工機の丸鋸C7UVHのレーザー・マーカーを取り外して、ボール盤のマーカーとして実験してみました。ユニットはアルミ・ダイキャスト製で
プラスチックのカバーが周囲を覆っています。中央画像の丸いプラスチック部分が照射レンズです。余談になりますが電源は単三電池2個で、
取り外してみると電池ホルダーに切断粉がいっぱいたまっており、改善した方がいいようでした。

   

ボール盤のテーブルに中心線を書き、テーブルを左右に微小回転させてセンタリング・ビットで合わせ、ポールにクランプで仮止めしたレーザー・
マーカーのラインを合わせました。ビットは太さや形状によって倍以上の長さの違いがあるので、どうしてもテーブルを上下する必要があり、
テーブルがポールの周りを自由に回転してしまう構造のため、この際に中心がずれてしまいます。
レーザー・マーカーがあれば穴あけする
材料に中心線を引いておけばこうした場合にも簡単にセンターを合わせることが出来るようになります。
 クロス・ラインで中心をきっちり照準できると理想的ですが、そこまでしなくてもフェンスと組み合わせれば十分実用的ではないかと思いました。
コンパクトなライン・マーカー・ユニットがどこかで手に入らないかと探しているのですが・・・

2003 Oct.

センター・ドリル

センター・ドリルで下穴を開けておくと、曲面や木目などでドリルの刃が逃げたり、曲がったりせずに開ける事が出来る。

 

 左画像の油紙に載っている5本セットがアメリカからのものでたったの$5($4のところもあった)、全く同じ物がオークションでは3000円で。下の二本は住商グレンジャーで購入したもの。ここではダイアル・ゲージ+マグネット・スタンドが新品で3000円!
 下右はルーター用のセンターピン(径1/2”&1/4”)で、右画像はこれを使いダイアル・ゲージでボール盤の偏芯を測定しているところ。ピン先端で最大0.1mmだった。手でゆっくり廻した場合で、テーブルを手で押さえると同じぐらいセンターが狂うので、やっぱり剛性不足は否めない。また実際の穴あけ時はもっと大きくなる?!

2004 Aug.