OZONE もの作りワークショップ
「名作イスの模型を作る」



 1月末より8回にわたって開催されました。講師はインテリア・デザイナーの白石 勝彦氏。白石氏が病気のため、途中から日方一城氏に変わりました。
今回は数多くの名作イスの中、次の6種類から選択。

 会場はビルの中の会議室。1/5縮尺の図面が配布され、材料はハンズなどで売っているアガチスの薄板と角棒、道具も糸のこ盤を除けばごく普通の工具だけで作ります。曲面は薄板を張り合わせてジグで形を作るフツーの方法。

   

 Yチェアが一番人気、中には始めてでカウ・チェァに挑戦する人も。参加者は家具職人を目指す若者、官庁や会社のOL、バリアフリーの団体職員、主婦、趣味の木工などさまざま。組み立てはほぞや爪楊枝のダボなど結構本格的です。お互い助け合い、励ましあいながら和気藹々と削ったりサンドペーパーをかけたりで作業が進み、あっという間に最終日。

   

 まだパーツ加工中の人、ペーパーコード代わりのたこ糸を編む人、塗装まで終わって組み立て中の人と進捗度はさまざま。
最後は講師の方を囲んで作品の発表会で幕を閉じました。

  

 名作イスの図面が手に入ったこと、講師を始めいろいろな方とお話が出来、楽しい時間を過ごせました。