ゼニゴケ退治


 ちょっと日当たりが悪かったりするとたちまちゼニゴケがはびこる。見た目だけではなく植物に害もあるが、搔きとった程度では根が残り退治出来ない。コケ退治の薬品が市販されてはいるが、量が少なくかなり高くつく。そこで成分を調べて薬品などを入手した。
 
 上左は普通の穀物酢で一番安いもの、そして酢を中和するための酢酸ナトリウム。以前は写真現像の定着に使われていて手に入りやすかったが、現在の普通の薬局には無かったが、ネットで検索すると通信販売しているところがあった。
 
必要量の酢を分けて、酢酸ナトリウムの粉末(白い細かい結晶、見た目はアスピリンに似ている)を少しずつ入れてかき回しながらリトマス試験紙で酸度をチェックする。画像ではPH5程度だがそれほどシビアではなくてもいいようだ。かき混ぜるのに調理用のシリコン刷毛が重宝。
 
空の園芸用のスプレーで吹きかけて数日たてば右画像のように枯れる。酢酸は分解して植物には無害になるという。これまでにこの薬害は経験していない。
 
踏石もコケ?が生えて見栄えが悪いだけではなく滑る。同様にこの溶液を吹きかけると色もきれいになり、もちろん滑らなくなった。

*スギゴケなども枯らせてしまうので注意

堆肥や腐葉土からもセシウムが検出されたというニュース。放射能汚染はとどまるところを知らず、牛肉はスケープゴートにされたという話も。