腐葉土


 福島の原発事故後東日本産の腐葉土をほとんど見かけなくなり、ホームセンターにあるのはインドネシア産などのもの。放射能のため出荷数が減少して一般にまで出回らないのか?。また西日本にも落葉樹林は少なくないと思うが東日本に出回るほどの生産量がないのか?。TV番組でも混ぜて使うのではなく、市販の培養土を使う例が多くなったようだ。
 市販の培養土も色々あって、それなりの価格の製品はしっかりしている?かも知れないが、結構な価格で使い切れない。安いものは土の比率が高く、中には小石を混ぜてあったりするのもあるし、1月もするとすっかり硬くなってしまったりする。
 それで相変わらず赤玉土に腐葉土を混ぜたものがベースにしているが、気になる点がある。3cmふるい落としと称したものが下の画像。

 :完熟ではないだろうし、大き目の小枝や葉が多い。一方園芸番組で用土を準備する場面ではもっと細かくて均一な腐葉土だった。
特に種から発芽した幼苗をビニールポットに移植したものが、小粒の赤玉土などと混合した用土で結構な割合で立ち枯れてしまうのが気になっていた。幼苗の細く短い根にとって赤玉小粒、そしてこの荒い腐葉土は密着性が悪いことが原因のひとつと考えられないだろうか?

 前置きが長くなったが、この点を解決する方法として

 1リットルのもので価格も安い。これで植物にとってもおいしい培養土が出来ないか?

これぐらい入れてやってみるが、水分が多くて周囲にこびりつくので何度か止めて割り箸でほぐしてやる必要があった。水を足せば動きはよくなると思うが、土と混ぜるのが難しくなるし成分も流失してしまいそうだ。結果は

破砕しきれない小枝が残っているが少ないので取り除くのも容易。体積は少なくなるので7:3などの比率を変えたほうがいいのか?、実際に使用して様子見する。また事前に数時間日光に当てて乾燥気味にするとこびりつきが少なくなり、一気に破砕することが出来るようだ。